DIYで家具を作ったけど仕上がりがいまいちという方は、オイルで仕上げるだけでワンランクアップしますよ。
DIYの仕上げで検索した方は、ワトコオイルを見たことがあると思います。
ワトコオイルはDIYの仕上げでは定番なんです。
上質な仕上がりになるだけでなく、耐久性も増しますし自然由来の成分なので安心ですよ。
この記事では、初心者でも手軽にできるワトコオイルの塗り方を解説していきます。
ポイント
- DIYの作品はオイルで上質な仕上がりにしましょう。
- DIYの定番ーワトコオイルを使うと、初心者でも手軽にワンランク上の作品になります。
- やすりがけ→塗る→ふき取る→乾燥の作業のみで仕上げられます。
簡単に上質な仕上がりになる
ワトコオイルを使うと、手軽に上質な仕上がりになります。
DIY初心者の作品でも、ワンランク上の出来栄えです。
塗る前と後
以下はワトコオイルを塗る前と後の画像です。
ナチュラルを使っています。
ワトコオイルとは
ワトコオイルはオイルフィニッシュと呼ばれる木材向けの塗料です。
見た目を美しく仕上げるだけでなく、耐久性を高めます。
自然由来のオイルが、木材に染み込んで乾燥すると木材を頑丈にしてくれます。
これが表面を覆うタイプのニスと違うところですね。
3つの手順
基本的にやすり掛けと塗布、乾燥を繰り返すだけです。
ワトコオイルの使い方はとても簡単です。
手順は以下の通りです。
①研磨
②塗布→乾燥
③重ね塗り→研磨→乾燥
①研磨する
ワトコオイルを塗る前にやすりがけをしましょう。
表面のごみなどを取り除きつつ、やすりがけをして表面を滑らかにします。
基本的に240番以上のサンドペーパーを使えばOKです。
大きな凹凸がある場合は、最初は粗目のサンドペーパーを使いましょう。
参考
サンドペーパーの番号は小さいほど目が粗いです。
素手で使っていると相当疲れますので、ハンドサンダーを使いましょう。
ハンドサンダーの使い方は、サンドペーパーをはめるだけです。
百均でも買えますけど、面倒な方はAmazonで買いましょう。
②塗ってから乾燥させる
ハケを使ってまんべんなく塗っていきましょう。
あまり慎重になりすぎず、結構大胆にいっちゃって大丈夫ですよ。
木目に沿って塗っていきましょう。
30分くらい乾燥させたら、使い古した布で余分なオイルや汚れをふき取りましょう。
新品の布だと、糸くずが木材についてしまったりするので使い古した布が良いですよ。
その後、さらに1~2時間乾燥させましょう。
ハケも百均で買えますが、面倒な方はAmazonで買ってもいいかもしれないですね。
③2度塗りのあとに耐水ペーパーで研磨しよう
2度目は少なめの量を塗っていきましょう。
ワトコオイルは2度塗りするときれいに仕上がります。
耐水タイプのサンドペーパーで研磨していきましょう。
これをウェットサンディングと言いますが、ウェットサンディングをすると削った細かい木くずとオイルがなじんで表面が滑らかになっていきます。
こだわる方は、粗目の耐水ペーパーから始めて、徐々に目の細かいペーパーで研磨していきましょう。
研磨のあとは、また拭き取りです。
先ほどと同じく、使い古した布などで余分なオイルをふき取っていきましょう。
よく乾燥させましょう。
今度は24時間ほど、時間をかけて乾燥させていきます。
よく乾燥させれば完成!
よく乾燥させたら完成です。
手順をおさらいすると以下の通りです。
①やすり掛け
②塗布→乾燥
③重ね塗り→研磨→乾燥
ワトコオイルを塗るときに必要なもの(まとめ)
必要は物をまとめると以下の通りですね。
- ハケ
- サンドペーパー
- 耐水ペーパー
- ハンドサンダー
ラインアップ
作品の用途によって仕上がりも変えたいですよね。
ワトコオイルはラインアップが豊富なので好みに合わせて選べます。
watcoホームページより
ナチュラル系にしたい
木目を生かしたナチュラルな感じにしたい場合は、色の薄いタイプを選びましょう。
「ナチュラル」か「ホワイト」がおすすめです。
ヴィンテージ系にしたい
ヴィンテージ感を出したい方は、「ダークウォルナット」などを選んでみるといいですよ。
まとめ
- DIYの作品はオイルで上質な仕上がりにしましょう。
- DIYの定番ーワトコオイルを使うと、初心者でも手軽にワンランク上の作品になります。
- 研磨→塗布→乾燥→重ね塗り→研磨→乾燥の作業のみで仕上げられます。