初心者でもきれいにできる?
モルモルを塗る手順は?
今回は、中古マンション廊下の壁をDIYしていきます。
手で塗れる塗料ーモルモル(MORUMORU)を使って、おしゃれなカフェ風の壁に仕上げました。
初心者でも簡単なので、小学生の子供から三世代で楽しく作業できましたよ。
手袋をつけた手で簡単に塗り広げられるので、DIY初心者や子供がいる方にもおすすめです。
本業は薬剤師ですが、趣味でいろんな物をDIYしています。
この記事を読んでいただければ、モルモルMORUMORUを使ったDIYのやり方や、塗り方のコツ、メリット・デメリットまでしっかり分かりますよ!
モルモルを塗る手順は簡単
手で塗れる漆喰風塗料MORUMORU(モルモル)で、廊下の壁を塗っていきます。
手順はシンプルでして、以下の3つだけです。
ステップ①: しっかり養生する
ステップ②: モルモルを塗る
ステップ③: 養生をはがす
では詳しく見ていきましょう。
ステップ①: しっかり養生する
塗装で大事なのが養生(ようじょう)です。しっかり養生に時間を使って、丁寧にカバーしていきましょう。
マスキングテープとマスカーを使って丁寧に作業していきます。まずは、壁のフチの部分をマスキングテープでカバーしていきます。
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さらに扉の部分など、マスカーを使います。マスキングテープの上から貼っていくのがおすすめです。
マスカーはマスキングテープにビニールシートがくっついている製品なので、貼ってからビニールを広げる感じです。
マスカーを使えば、一気に広い範囲を養生できますよ。しっかり養生できたら、いよいよ塗装に入っていきますよ!
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ステップ②: モルモルを塗る
養生が終わったらいよいよモルモルを塗っていきます。
モルモルの蓋を開けてみましょう。
蓋の裏側には、手袋が一枚付いています。塗料は混ぜたりする必要もなく、すぐに使える状態になっています。
ぽてっとした感じで、手で簡単にすくえます。モルモルがこぼれないように、一度にこのくらいすくって壁にくっつけていきましょう。
付属の手袋は薄くて心もとないですし、5人で作業するので、ゴム手袋を購入しました。キッチン用手袋が使い勝手が良いと読んだので、Amazonでキッチン用の手袋を買いました。
これがしっかりしていますが、柔らかめて使いやすかったです。
壁に置く感じにしてから、手のひらで塗り広げていきます。
まずは、フチの部分を指先で丁寧に塗っていきます。マスキングテープ沿った所は薄めに塗りましょう。
それから、広い部分を塗り広げていけばOKです。
あとは自由に塗り広げていきます。
とはいえ、ある程度は統一した塗り方にした方がきれいにできます。今回は、両手で曲線を描く感じのタッチに統一してみました。
ステップ③: 養生をはがす
塗り終わったら、全体が乾く前に養生を剥がしていきましょう。モルモルは乾燥時間が、夏場で約3時間、冬場で約6時間です。
意外にすぐに乾き始めるので、塗り終わったら塗り始めの部分から養生を剥がしていきます。
この時、養生テープの周りが分厚く塗ってあるときれいにはがれませんでした。乾ききっていないので、指で修正しつつテープを剥がしました。皆さんは、養生テープの周りは薄く塗るのを忘れないようにして下さい。
養生を剥がしたら、あとは乾燥を待つだけです。
モルモルの塗り方のコツ
実際にやってみて、モルモルをうまく塗るコツが分かってきたので紹介していきます。
① 養生を入念に
やはり、最重要なのは養生です。
ついつい「早く塗装に入りたい!」という気持ちになりますが、ぐっとこらえましょう。丁寧に時間を取ってマスキングテープとマスカーを貼っていきましょう。
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② ゴム手袋を使う
他の人のレビューも見て、キッチン用ゴム手袋が良さそうと言うことで購入しましたが、これが大正解でした。
ビニール手袋ではなく、ゴム手袋なので注意して下さい。
ぼくが購入したゴム手袋は、しっかりしつつも薄手だったので、手に感触が伝わって塗りやすかったです。
分厚いゴム手袋だと感触が分からずやりにくそうです。逆に薄手でも、モルモルがくっついてやりにくそう。ちょうど良いゴム手袋にであえて良かったです。
③ 隅っこは薄めに塗る
隅っこは薄めに塗るのがポイントです。
全体的には厚めに塗って、壁紙の表面をカバーしていくようにします。とはいえ、マスキングテープの辺りは薄めに塗らないと、マスキングテープがきれいに剥がれません。
実は、ここは失敗した部分がありまして、修正しつつマスキングテープを剥がしました。皆さんも気を付けて下さいね。
④ 厚めに塗る
厚めに塗ると、漆喰風のナチュラルな凹凸が作り出せます。
逆に薄く塗ると、下地の壁紙の質感が残ってしまい、モルモルの良さが発揮できません。
⑤ 早めに養生をはがす
早めに養生をはがすのも重要です。乾ききる前にはがさないと、マスキングテープに塗料が固まってしまいます。
固まってしまうと、マスキングテープをきれいに剥がすことができません。
モルモルのメリット・デメリット
モルモルのメリット・デメリットも見えてきたので紹介していきます。
メリット①: ペンキより簡単
モルモルのメリットはなんと言っても作業が簡単なことです。
実際に、壁紙にペンキを塗る作業もやりましたが、ペンキよりも簡単です。
初心者が塗料を塗るとムラが出来てしまうものですが、モルモルなら、むしろムラが良い味になってきます。
メリット②: すぐに使える
モルモルは開けてすぐに使えるのもメリットです。
塗料がすぐに使える状態になっているので、開けたらすぐに壁に塗っていけますよ。
メリット③: 壁紙の上から塗れる
一般的な壁紙(ビニール壁紙)の上から塗っていけます。
壁紙を張り替えるとなると、DIY初心者にはなかなかハードルが高いです。
でも、モルモルは壁紙の上から塗れるので、簡単に壁紙DIYができます。
メリット④: 子供も作業できる
有害物質を含まないので、子供も一緒に作業できます。
子供がのびのびと塗った部分は、かわいくて良いものですよ。
メリット⑤: 水性なので安心
モルモルは水性なので扱いやすいです。
水で薄めて使うこともできます。乾けば、しっかりと固まるので安心です。
メリット⑥: 臭いはきつくない
臭いは多少ありますが、それほどきつくないです。
窓を開けて換気しながら作業すれば気になりません。
やむを得ず、窓を閉めて作業するとしても耐えられる程度かと思います。
メリット⑦: 漆喰風にできる
本物の漆喰は、強アルカリ性なので取り扱いに注意が必要です。
モルモルなら、水性なので手軽に作業できる上に、仕上がりは漆喰風にできますよ!
メリット⑧: 多少のムラも良い感じ
ペンキ塗りの場合は、ムラができないように神経を付きますね。
モルモルは、むしろムラが良い味になります。
初心者が作業してムラが出来ても、それが良さになるのが魅力の一つです。
メリット⑨: シックハウスの心配がない
モルモルはシックハウスの心配がない素材です。
シックハウスの原因となる化学物質を配合しない、F☆☆☆☆を取得した安全な水性塗料です。
室内の塗装にはシックハウス対策も重要ですが、モルモルなら心配なしです。
デメリット①: 腕が疲れる
デメリットも紹介していきましょう。手で塗っていると腕が疲れてきます。
手で塗っていけるので、刷毛やローラーは要りませんが、だんだんと疲れてきます。脚立に乗って天井も作業しましたが、高い場所も塗っていたせいか次の日に腕が痛くなりました。
長時間、広い面積を塗るとなると、それなりに疲れも出てくるので覚悟しておきましょう。
デメリット②: 付属の手袋が薄い
付属の手袋は薄いです。一枚しか入っていないので、みんなでやるには足りません。
手袋は、別でゴム手袋を購入した方が良いですよ。
作業を初めてから道具が足りないとがっかりなので、あらかじめ準備しておきましょう。
自由に塗ってみよう
あなたもモルモルで壁のDIYにチャレンジしますか?
今回は、モルモルで家族三世代で作業しましたが、なかなか盛り上がりました。
段取りはしっかりやりますが、あとは自由に楽しみましょう。ある程度、方向性はきめつつ、自由にみんな個性が出ると、仕上がりも良くなります。
あとで、「ここはわたしが塗った!」みたいな感じで盛り上がります。特に、家族で壁のDIYをやるならモルモルは絶対におすすめです!
まとめ
今回は、手で塗れる塗料モルモルを紹介しました。壁紙の上から手軽に塗り替えができます。
仕上がりは、漆喰風のナチュラルな感じになります。
あなたも家族で楽しく作業してみませんか?