ジオラマで地形を作ると、ぐっとレベルが上がって楽しくなります。
地形の作り方は以下の方法があります。
地形の作り方
方法①: スタイロフォーム
方法②: スチレンボード
方法③: 発泡スチロール
方法④: 段ボールや厚紙
この中でもおすすめは、スタイロフォームを使った方法です。カッターなどで成形しやすく、発泡スチロールよりも細かいゴミが出にくいです。
実家で出てきたNゲージにもハマリ、ジオラマ制作をブログ記事にしています。
この記事を読んでいただければ、ジオラマの地形作りの基本が分かりますよ。
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地形を作る方法
ジオラマで地形を作る4つの方法は以下の通り。
地形の作り方
方法①: スタイロフォーム
方法②: スチレンボード
方法③: 発泡スチロール
方法④: 段ボールや厚紙
特におすすめはスタイロフォームを使ったやり方。
とはいえ、他の方法も身近な材料で出来るのでお手軽です。
方法①: スタイロフォーム
おすすめの方法はスタイロフォームを使った方法です。
そもそも、スタイロフォームとは断熱材の一種でして、ホームセンターで購入できます。もちろんネットでも購入できます。
カッターで簡単にカット出来て自由自在です。スタイロフォーム自体をジオラマボードにするのもありです。
スタイロフォーム同士は、木工ボンドや発泡スチロール用接着剤で簡単に接着出来ます。自由に接着してから、カッターでカットしていけば、簡単に地形が作れます。
方法②: スチレンボード
スチレンボードもカッターで簡単にカットできます。カットしても、細かいゴミが出ないので扱いやすいです。
百均で購入できて、初心者におすすめです。
スタイロフォームと同じく、木工ボンドや発泡スチロール用接着剤で接着すればOK。
とはいえ、大き目のレイアウトを作るにはコスパが悪いし、手間もかかります。小さめのレイアウトや、ピンポイントで使用するのがおすすめです。
方法③: 発泡スチロール
発泡スチロールは、なんと言ってもコスパが良いですね。梱包用に使われていた発泡スチロールを使えばタダです。
ただし、カッターなどでカットしたときに細かいゴミが出るのが難点です。ぼくは、こういう細かいゴミが苦手でして、発泡スチロールは諦めました。
とはいえ、専用のスチロールカッターを使えば、細かいゴミが出ないので良いかも。
あとは、木工ボンドや発泡スチロール用接着剤でくっつけて、自由にカットしていけば地形が作れます。
方法④: 段ボールや厚紙
段ボールや厚紙を、貼り合わせたりホッチキスで止めていくだけでも地形は作れます。
山の地形なども作れます。
ざっくり作ってから、表面をプラスターや紙粘土などで仕上げればOKです。仕上げの方法については、このあと解説していきます。
地形を仕上げる
上記の通り地形を作ってから、仕上げをしていきましょう。
① 地面を作る
ざっくり地形が出来たら、地面を作っていきます。
地面作りには以下の素材が使えます。
地面の素材
・シーナリープラスター
・プラスタークロス
・紙粘土
・シーナリープラスター
トミックスから発売sレテイルレイアウト素材の定番です。
水に溶かしてドロドロになったプラスターを刷毛で塗っていきます。30分ほどでリアルな感じに固まります。
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詳しい使い方は以下をご覧ください。
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・プラスタークロス
ガーゼ状の布にプラスター剤が塗ってある製品です。
この布を水で湿らせて、貼っていきます。30分ほどでカチンコチンに固まります。
段ボールや厚紙などでざっくり作った地形も、これさえあればしっかりと仕上がりますよ。
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・紙粘土
百均で売っている紙粘土で十分。
塗料ののりも良くて扱いやすいので、レイアウト制作におすすめです。
・スタイロフォームをそのまま生かす
スタイロフォームの表面はざらざらしているので、そのまま利用すのもOKです。
とくに、岩の表現におすすめ。
カッターなどで表面を傷つけてから塗装すると、リアルな岩が完成しますよ。
② 土や草木を表現する
地面が出来たら、土や草を表現していきましょう。
土や草木の表現
・ジオラマパウダー
・アクリル絵の具
・ジオラマパウダー
ジオラマ用のパウダーを散布して土を表現。
水で薄めた木工用ボンドを塗ってから、パウダーを撒いていけばOKです。
草の表現には、芝生パウダーを使いましょう。2~3を混ぜてから使うとリアルに仕上がります。
以下の商品がお得で人気商品です。
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・アクリル絵の具
水溶性ですが、乾くと油性の塗膜になるのでしっかり塗装出来ます。
紙粘土やプラスターの上から大胆に塗っていけばOKです。
スタイロフォームで地形を作ってみた
ジオラマの地形制作の様子を紹介します。
スタイロフォームと紙粘土を使ったやり方なので、コスパも良いし、楽しく作業できましたよ。
手順①: スタイロフォームで基本的な地形を作る
まずは、基本の地形をスタイロフォームで作っていきます。ざっくりと、重ねていき山の地形になってきました。
木工ボンドで固定して、カッターで整えていきました。
大まかな全体像をイメージしながらも、考えすぎずにやってみましょう。
手順②: カッターなどで岩の雰囲気を作る
岩の部分を表現してみました。カッターでスタイロフォームの表面に傷をつけていきます。
ここでも、考えすぎず大胆に食っていく方がリアルに仕上がります。
手順③: 紙粘土で地面を作る
紙粘土で地面を作っていきます。薄く延ばしたり、隙間を埋めたりしながら、楽しく作業していきます。
先に少し塗装してしまいましたが、ジオラマ制作は少し手順が逆になっても大丈夫です。あとからいくらでも手直しできますよ。
手順④: アクリル絵の具で塗装する
アクリル絵の具で塗装していきます。岩のあたりは、グレーやブラックで塗装していきます。
ブラックを水で薄めて流していくと、溝の当たりも表現できます。
土の色は意外に、白をベースに黄色や茶色を混ぜて淡い感じにするのが良いです。僕は最初は黄色が強すぎで、毒々しいかんじになりました笑
失敗したので、後から淡い色を重ね塗り。しかも、草をまいた後でした笑
すこし良い感じになってきましたかね。このあと、黄土色のパウダーを撒きます。(ここも順番がおかしくなりまたが・・・)
アクリル絵の具は乾けば油性になるので、失敗しても重ね塗りすれば大丈夫なので、大胆にいきましょう。
手順⑤: パウダーを散布する
次にパウダーを散布していきます。
水で薄めた木工用ボンドを刷毛で塗ってから、パウダーを撒いていきましょう。
ボンド水の後に、パウダーを撒きます。
すぐに草を撒いちゃいましたが、ここは先に黄土色のパウダーでしたね。皆さんは順番に気を付けて下さい。
余分なパウダーは掃除機で吸いますが、掃除機の先にメッシュを貼っておくとパウダーを再利用できます。
以下のパウダーが、コスパが良く初心者にもおすすめです。
その前に、黄土色のパウダーですね。
まとめ
ジオラマの地形の作り方を紹介しました。まとめると以下の4つの方法があります。
地形の作り方
方法①: スタイロフォーム
方法②: スチレンボード
方法③: 発泡スチロール
方法④: 段ボールや厚紙
とくにスタイロフォームを使う方法がおすすめです。
地形が出来たら、プラスターや紙粘土で地面を作りパウダーをまけば情景が出来上がりますよ。
ぼくも失敗しながらですが、後からリカバリーできるのがジオラマの良いところかも。
あなたも挑戦してみてください。