100均の材料で自作する方法は?
Nゲージのジオラマを制作中です。トンネルを通る複線と、山肌を通るローカル線の情景を作っています。
今回はトンネルポータルを100均のスチレンボードで自作しました。市販のトンネルポータルを買えば済みますが、自作するのも楽しいです。
最近は、Nゲージにもハマっています。
妻もジオラマにハマりつつあるので家族で楽しんでいます。
この記事を読んでいただけば、あなたも100均の材料でトンネルポータルを作れます。
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100均の材料でトンネルポータルを作る
100均の材料だけでトンネルポータルを作ってみました。
使った材料は以下の通り。
・スチレンボード
・アクリル絵の具
トンネルポータルの作り方
作り方は少し細かいですが、丁寧に作業していけば意外に簡単です。
ステップ①: 作図
寸法を以下のように作図しました。
トンネル内の寸法は以下の通り。
トンネル内の幅:70mm
トンネル内の高さ:55mm
高さは50mmあれば、Nゲージの車両が問題なく通れます。
トンネル内の幅は、実際に線路と車両を置いてギリギリの幅を計算しました。複線では70mmが限界ですね。
長めの車両をカーブ区間に置いて試してみました。
ステップ②: 切り出し
作図できたら、カッターで切り出していきます。
とくに角の部分が、ちぎれてしまうことがあるので慎重にカットしていきます。入り口だけでなく、側面や上の部分も切り出しました。
ステップ③: 組み立て
切り出しが出来たら、組み立ててです。木工用ボンドで接着していけばOKです。
見えない部分に多めに盛る感じにすると強度が増します。
トンネルポータルの形が完成しました。
直線部分のトンネルはこちら。
ステップ④: 塗装
塗装はアクリル絵の具を使います。アクリル絵の具は、乾くと耐水性の膜になります。
ダイソーで白と黒のアクリル絵の具を購入しました。紙コップで混ぜてちょうど良いグレーにしていきます。
多少のムラがあっても、自然な仕上がりになるのでOKです。
塗り終わりました。コンクリートっぽい感じになっていますね。
直線部分のトンネルポータルはこちら。
トンネルポータルが完成
これで、トンネルポータルが完成したので、作成中のジオラマに仮置きしてみました。なかなか良い雰囲気ですね。
今回は、トンネルを通る複線と、山肌を行くローカル線を作っています。トンネルから山肌側はコンクリートで斜面が補強された感じにします。
山の斜面のコンクリートも、スチレンボードをカットして塗装しました。
木工用ボンドで貼り付けていけばOKです。
トンネルとつながりました。
これで、トンネルと斜面の表現が出来ました。
現在、山の地形作りも進行中なので、出来上がりしだい紹介していきます。
市販のトンネルポータル
今回は自作しましたが、既製品のトンネルポータルを使うと簡単です。作業時間短縮になりますし、レンガの感じとかよくできていますよね。
単線用トンネルポータル
まずは、単線用の石積みタイプです。どんな情景にも使えるデザインです。
レンガタイプのトンネルポータルは、ローカル線の情景に良さそう。
複線用トンネルポータル
以下は、複線用石積みタイプです。オーソドックスで使いやすいですね。
こちらはレンガタイプ。レトロな風景によく合います。
トンネルポータルでジオラマが楽しくなる!
トンネルポータルを使うと、一気にジオラマらしさが上がりますね。列車がトンネルに入っていく感じは、かなり楽しいです。トンネル内でライトが光る感じも良いですね。
今回は、100均の材料で手作りしてみました。スチレンボードとアクリル絵の具を使えば、手軽にデザインを楽しめます。
でも、「手作りは大変そう」という人は、既製品を使うのもありだと思います。
個人的には、Nゲージジオラマにトンネルは必須だと思います。是非あなたもトンネルポータルを取り入れてみて下さい。
まとめ
今回は、ダイソーのポリスチレンボードと絵の具でお手軽に作れました。
ポリスチレンボードは普通の発泡スチロールよりも固めで、加工もしやすいので色々作っていけそうです。
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