「忘年会なんていらない」「忘年会に参加するのはめんどくさい」という人が増えています。
上司は、社員とねぎらい、結束を図るための当たり前の手段として計画しますが、実際には参加したくないという人は多くいます。
この記事では、そんな忘年会の断り方をご紹介します。
忘年会とは
忘年会とは、年末にその年の慰労のために開かれる宴会のことで、日本や中国、韓国、台湾にある習慣です。
単に、一年のストレス疲れをねぎらい合う場として定着した文化ですね。
宗教的な意味とは、深い意味合いはあまりない日本の文化です。
最近ではTwitterで「#忘年会スルー」なんて言葉も広まり、若者世代を中心に忘年会に参加したくない人が増えています。
参加したくない人は、もともとたくさんいたんでしょうけど、SNSでは「行きたくない」と言いやすいこともあって、参加したくないという声が目立ってきた感じです。
断り方の例
上司からの誘いは断りにくいものですね。張り切って企画してくれている人のことも考えると断りにくいという方もいるんじゃないでしょうか。
ここでは、そんな方のために忘年会の断り方の例をご紹介します。
先約がある
「残念ながら、先約があるので参加できません」などと、先約を理由にお断りましょう。
誘ってくださる方をねぎらいつつ、ソフトな感じで断りましょう。
子供を理由に
「子供が小さいので出席できません」などと、家族を理由に断りましょう。
男性でも子育てに積極的な人は増えていますので違和感は少ないと思います。
体調を理由に
「健康に気を付けていて、お酒の席はお断りしています」などと体調を理由に断りましょう。
それでも食い下がる方もいると思いますが、親切な雰囲気を大事にしつつ率直に話しましょう。
行かないキャラになる
上記はどれも行かない理由を述べていますが、理由を言わないという高度なテクニックがあります。「忘年会などは苦手で、参加しないんです」と、客観的に参加しないことを伝えましょう。
これは、相手と雰囲気を選ばないと今後に影響しますので注意して使いましょう。
この方法を使うには下準備が必要で、前もって飲み会などには行かなそうなキャラクターでなければなりません。
相手も、行かなそうだなと思って誘ってくるくらいにならないといけません。 参加しなそうな人に声をかけることになるので、「参加しないんです」と言われても違和感を与えません。
実は、僕も今の職場ではこの方法で断っています。「飲み会とか行かないんです」と言うと、「そうなんですね~」と言われて、それ以上何も言われませんよ。
オンラインなら参加もあり?
新型コロナウイルスの影響で、オンライン飲み会というものも増えていますね。
Zoomなどを使って友達と飲み会をする人も増えていて、「意外に楽しい」とか「家にいるのでくつろげていい」という人も多いみたいです。
でも、「オンラインだとじゃべりにくくて苦手」「そこまでして飲み会やりたくない」などネガティブな声も聞かれます。
リモートワークが増えて、「忘年会もオンラインで」という会社も出てきそうですが、「それなら参加してもいいかな」という人と「そこまでしてやりたくない」という人に分かれそうですね。
まとめーこれからの忘年会
「忘年会スルー」という言葉も出てきて、忘年会に参加しない人が出てきている中でコロナ渦が重なり、「これからは忘年会文化が廃れていくのでは?」という意見も聞かれます。
副業をする人が増え、会社に依存しない生き方を模索している人が増えて会社員文化も変わってくる時代です。
終身雇用で、会社に依存している時代には断りづらかった忘年会も、時代と共に変わってきています。
忘年会を企画する人も、社員の結束を図るほかの手段を考えても良いのではないでしょうか。