使い方は難しいの?
メリット・デメリットも知りたい。
フレキシブルレールの使い方は以下の通り。
① 線路位置を決める
② カットする
③ 固定する
④ ジョイナーで接続する
⑤ バラストを撒く
道床付レールは繋げるだけで終わりですが、フレキシブルレールは手間がかかりますね。
とはいえ、自由に配置できるので楽しいですし、よりリアルに仕上がりますよ。
実家にあったNゲージをいじり始めて、ジオラマ制作がスタート。
制作過程をブログで発信しています。
この記事を読んでいただけば、フレキシブルレールの使い方が分かりますよ。
-
【初心者向け】鉄道模型ジオラマに必要な物まとめ【準備が大事】
ジオラマ制作を始めるなら、最初に必要がものを把握しておきましょう。 なぜなら、必要なものが揃っていないと、作業がスムーズに進まないからです。 この記事では、ジオラマに必要なものをまとめた ...
続きを見る
KATOフレキシブルレールを敷いてみた
KATOフレキシブルレールを使ってみました。基本的にはTOMIXの道床付レールを使っていますが、微調節したいところにKATOのフレキシブルレールを使うことにしました。
言うまでもなく、道床付レールは簡単に使えて、電気配線なども楽なのでおすすめです。とはいえ、線路配置の微調節ができないので、フレキシブルレールも併用しています。
フレキシブルレールの使い方
フレキシブルレールの使い方を解説していきます。
以下の5つの手順で設置します。
① 線路位置を決める
② カットする
③ 固定する
④ ジョイナーで接続する
⑤ バラストを撒く
道床付レールに比べると手間がかかりますが、思い通りに配置出来てリアルなので楽しいですよ。
① 配置を決める
まずは、配置を決めましょう。設置する場所に下書きしてから配置するのが一般的です。
今回は、先にジオラマを作っていたので、直接線路をおいて位置を決めていきました。というのは、今回フレキシブルレールを使うことにしたのは、道床付レールで失敗したレイアウトがあったからです。
崖沿いに線路を配置したところ、崖に車輛が接触してしまうというミス。このミスをリカバリーするためにフレキシブルレールを購入したわけです。
② カットする
線路配置が決まったら、レールをカットしましょう。ニッパーでカットすればOKです。
カットした後、断面を金属やすりで磨いて滑らかにします。
③ 固定する
線路の固定には、Nゲージ用の釘か、ゴム系接着剤を使いましょう。
今回は、釘で仮固定してゴム系接着剤で取り付けてみました。
ゴム系接着剤は、かなりしっかりと固定できますよ。
④ ジョイナーで接続する
線路同士の接続には、専用のジョイナーを使用します。
ジョイナーなこんな感じで、つながった状態で販売されています。
ニッパーでジョイナーを一つずつ切り出して使います。
切り出したジョイナーを線路に差し込めばOKです。
接続してみます。
ちなみに、TOMIXのレールと問題なく接続できました。
これで、フレキシブルレールの設置は完了なので、実際に試運転してみましょう。
⑤ バラストを撒く
フレキシブルレールは道床がないので、必ずバラストを撒きましょう。バラストを撒かないと、逆にリアルさに欠けますね。
バラストを撒いてから、ボンド水を滴下して固着していきます。
詳しい手順は以下の記事をご覧ください。
-
【Nゲージ】バラストの撒き方を解説【レールのタイプによる違いとは】
バラストの撒き方はレールのタイプで異なります。レールのタイプによる違いは以下の通り。 大抵の方は、通常の道床付レールかと。 今回、僕は道床付レールとフレキシブルレールの両方にバラスト撒きましたので、実 ...
続きを見る
失敗したレイアウトをフレキシブルレールでリカバリー
フレキシブルレールの設置が無事に完了しました。今回は、僕の設計ミスで車輛が崖に接触してしまう箇所をフレキシブルレールでリカバリーしました。
崖沿いの線路の配置をミスしましたが、フレキシブルレールなら微調節できるので便利ですね。
フレキシブルレールのメリット
ここで、フレキシブルレールのメリットをまとめておきます。
メリット①: 線路配置が自由にできる
なんと言っても、線路配置が自由にできるのがメリットですね。
今回は、設計ミスの線路をフレキシブルレールに交換して微調節しました。ほかにも、道床付レールにはない緩やかなカーブを再現できるのも魅力です。実際の線路は、直線からカーブに入るところは緩やかですよね。(緩和曲線と言います。)
フレキシブルレールなら緩和曲線を再現できますね。
メリット②: リアルに仕上がる
フレキシブルレールなら、よりリアルに仕上げることができます。
道床がないので、自分でバラストを撒く必要がありますが、それがリアルさに繋がります。
線路内と周辺のバラストを継ぎ目なく撒けるので、よりリアルな情景が作れますよ。
フレキシブルレールのデメリット
フレキシブルレールのデメリットは、言うまでもなく手間がかかることです。
手間を考慮しつつ、道床付レールと使い分けるのがおすすめです。
デメリット①: 手間がかかる
ここまでの解説から分かる通り、フレキシブルレールは手間がかかります。
道床付レールなら線路同士を繋げて完成ですが、フレキシブルレールは固定してカットしてジョイナーで接続する必要があります。
デメリット②: 電気配線が面倒
フレキシブルレールだけでレイアウトを作ろうとすると、電気配線も面倒です。配線をはんだ付けする必要が出てきます。
とはいえ、道床付レールと併用すれば簡単です。僕は、基本は道床付レールにしているので、電気配線は道床付レールで済ませられていますよ。
道床付レールとの使い分けがおすすめ
ここまで、フレキシブルレールの使い方やメリット・デメリットを解説してきました。フレキシブルレールは、自由に配置出来てリアルに仕上げられるのが魅力です。
とはいえ、手間がかかる部分もあるので、初心者には道床付レールとの使い分けがおすすめです。基本は道床付レールで作り、微調節したい箇所にフレキシブルレールを使うと、簡単にリアルなレイアウトが作れます。
道床付レールとフレキシブルレールの、それぞれの良さを生かして楽しみましょう!
以下はTOMIXの道床付レールです。
初心者は、以下のような基本セットから始めるのがおすすめです。ピンポイントでフレキシブルレールと使い分けましょう。
[PR]
まとめ
この記事はフレキシブルレールについて解説してきました。
フレキシブルレールの使い方をおさらいすると以下の通り。
① 線路位置を決める
② カットする
③ 固定する
④ ジョイナーで接続する
⑤ バラストを撒く
微調節したい箇所やカーブをリアルに仕上げたいときなどにフレキシブルレールはおすすめです!
[PR]