鉄道模型 レイアウト

Nゲージで勾配を作る4つの方法【計算方法:勾配率は2~4%にしよう】

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Nゲージで勾配を作ってみたい。
どんな作り方があるの?
自作する場合の計算や作り方は?

Nゲージで勾配を作る方法は、木材やスタイロフォームで自作する方法と市販の勾配セットを使う方法があります。市販の勾配セットには、橋脚タイプやスポンジ素材やプラスチック素材などの傾斜パーツがあります。

勾配を自作する場合は、急な傾斜にすると電車が減速してしまうので、2~4%の高倍率になるようにしましょう。

こんにちは。DIYブロガーよーやんです。
DIYを中心にブログを書いていますが、最近はNゲージネタが多めです。

この記事では、Nゲージで勾配を作る方法を解説していきます。


 

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Nゲージで勾配を作る方法

Nゲージで勾配を作る方法はいくつかあります。

木材やスタイロフォームで自作すれば安く済みますが、かなりの手間がかかります。市販のツールを使う場合は、橋脚タイプや勾配キットなどがあります。

フレキ勾配キットを使うと、アレンジがしやすいです。

 

方法①: 木材やスタイロフォームで自作

木材やスタイロフォームで自作すれば、費用を抑えて勾配を作れます。木材で脚部分を作り、ベニヤ板を渡せば簡単に傾斜を作れます。

スタイロフォームで切り出していく方法もあります。カッターで簡単にカットできるので、思った傾斜にカットするだけです。

意外に簡単だったのが、木材とスタイロフォームを組み合わせた方法。土台部分は木材で作っておいて、スタイロフォームで微調整すると丈夫でアレンジもしやすいです。

 

方法②: 勾配橋脚

最も簡単な方法は、市販の橋脚を使う方法です。

順番に並べて、線路を設置するだけなので簡単ですね。


 

方法③: 勾配キット

橋脚タイプではなく、地面から傾斜を付けていき築堤にしたい場合は、勾配キットもおすすめです。

面倒な計算や手間を省いて設置できます。



 

方法④: フレキ勾配キット

フレキ勾配キットは、簡単に長さや曲線をアレンジできます。長い勾配も、簡単に作れます。

そのあとのジオラマ制作にもつなげやすいので、レイアウトボードに作り上げていく場合は使ってみましょう。


 

 

   

木材とスタイロフォームで自作してみた

このように、勾配の作り方はいろいろありますが、今回は木材とスタイロフォームで自作してみた方法を紹介します。カーブ区間の勾配を作ってみました。

 

まず、ベニヤ板を切り出していきます。ベニヤ板の上に線路を並べて、切り出したい形を書き写していきます。

高架線路を使うと、線路間の幅を簡単に合わせられます。

 

 

電動ジグソーで曲線部分も簡単にカット出来ました。

 

 

高架線路を使って、線路の位置を決めていきます。

 

以下のように、線路位置の印を付けました。

 

線路は釘で固定してみました。

 

線路が傷つかないよう、木材を当てて打ち込みました。

 

釘は、10mm(太さ0.9mm)の「こびょう」を使用しました。


 

次に、脚の部分として1×4材をカットしました。高さ3センチ、4センチにカットしました。(画像では2センチ、3センチ、4センチにカットしてあります。)

 

 

カットした木材を、木工ボンドで取り付けます。

 

真ん中部分は、微調節が必要なのでスタイロフォームを使います。両サイドに木材を使っているので、真ん中はスタイロフォームで十分です。

スタイロフォームは、カッターで気持ちよくカットできます。

 


 

スタイロフォームは発泡スチロール用ボンドで取り付けます。

 

多めに塗って、しっかり固定しましょう。


 

これで、カーブ区間の勾配が完成しました。

 

 

【計算方法】勾配率は2~4%にする

Nゲージの勾配部分は、高倍率2~4%で計算しましょう。

KATOは4%を推奨していますが、出来るだけなだらかな傾斜を目指しましょう。傾斜がきついと、列車が走るときに減速してしまうので、滑らかに走行できるように作っていきましょう。

 

例えば30センチの部分の高低差を計算すると以下の通り。

勾配率2%:高低差6mm
勾配率4%:高低差12mm

※30センチの区間なら、だいたい1センチの高低差にすればOKです。

 

今回は、約40センチのカーブ区間に1センチの高低差を付けたので、かなり緩やかな勾配になりました。

 

実は、最初はあまり計算せずに2センチの高低差をつけてしまい失敗しました。かなり電車が減速するようになってしまいました。

きちんと計算すれば、減速は気にならない程度になりました。

 

 

   

まとめ

Nゲージで勾配を作る方法は木材やスタイロフォームで自作する方法と、市販のキットを使い方法があります。

自作する場合は、勾配率2~4%になるように計算しましょう。

30センチの区間で、だいたい1センチの高低差になれば大丈夫です。

※以下の勾配キットは、3%の傾斜になります。


 

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